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​島嶼音楽季 HOT ISLANDS MUSIC FESTIVAL2020

島嶼音樂季は2014年に台湾花蓮・台東からスタートし今年で7年目を迎えます。毎年、黒潮文化をテーマに、台灣と沖繩の間で行われるとても重要な交流です。台灣東部と沖縄(H花蓮・O沖縄・T台東)の特色ある音樂人と工藝品作家などが、お互いを行き来し、生活体験や音楽交流を通じて互いの文化を深く共有します。島嶼音樂季(H.O.T. Islands Music Festival)を主催する、國立台東生活美学館では、文化部の花東地區の指標を基に、黑潮生活圈の文化の記憶を共有し、文化交流、觀光、學術、相互の文化產業の發展を目標にこの事業に取り組んでいます。

台湾での開催となる今年、COVID-19新型コロナウイルスの影響で、沖縄からの交流団が渡航できない状況下、 國立台東生活美学館の管理する花蓮文化創意園区を拠点に『島嶼工藝展』を開催。沖縄県工芸振興センターから、『織り』・『染め』・『木工』・『金細工』など10事業者の作品を展示。沖縄県台北事務所からは、沖縄県立博物館・美術館で昨年開催された台湾展『黒潮で繋がる隣ジマ』にて製作された台湾・沖縄・日本関連略年表の情報を基に翻訳版を作成、台湾での初展示されます。

また、過去の実施の際、台湾から沖縄を訪問し、受け入れていただいた沖縄各地域(国頭村与那・読谷村・宜野座村)から、工藝品や活動写真、伝統民俗衣装の展示協力、また、佐喜眞美術館から美術館紹介資料や、沖縄戦の図(複写)、ケーテコルヴィッツ図録など、沖縄関連品200点以上が展示されます。オープニングの9月25日には、台湾の音楽家が集い屋外ライブを実施。沖縄とオンラインで繋ぎパブリックビューイングライブも開催されます。 入場無料。この期間に是非足をお運びください。

島嶼音楽会

9月25日(金) 18:30~21:30

花蓮文化創意園區(緑茵広場)

徐世慧(A May),李竺芯(Siri Lee),拾肆號洋行(沖繩音樂+客家音樂),

TAI身體劇場,徹摩Cemelesai Pasasauv,,小芳家族,王宏恩(Biung),舒米恩(Suming),

LIVE生中継:KAHCIMBA&OKINAWA FRIENDS(下地ISAMU,Soluna,翁長みどり)

指導單位:文化部  主辦單位: 國立台東生活美學館 

執行單位:力譔堂整合行銷股份有限公司    

企劃・製作單位:左岸生活設計有限公司・你好我好・漢創國際音樂

協力單位:沖縄県工芸振興センター・沖縄縣産業振興公社台北事務所・

佐喜眞美術館・読谷村(Hizuki・島袋 常秀)・宜野座村文化中心・国頭村与那部落、虹亀商店,All OKINAWAN FRIENDS

島嶼工藝展

9月25日~10月25日

10:00~18:00(毎週月曜日休園)

花蓮文化創意園區(24棟-3)

沖縄工芸振興センター:

ハイオ織工房もくれん(織り),家具家(木工),琉華布(染め),工房sen(陶器),Ti-oli 3(織り),豊見城市ウージ染め協同組合(染め),アトリエひと匙(金細工),西石垣友里子(木工),角萬漆器(漆器),Codejasmin(革細工)。

 

沖縄県台北事務所:

『黒潮で繋がる隣ジマ』翻訳版年表

島嶼交流ネットワーク:

国頭村与那(籠・玩具などの民藝)、読谷村  / Hizuki (ガラス作家)島袋 常秀(やちむん 陶器)、宜野座村文化センター / 仲間 勇太(写真家),座喜味 優(写真家),佐喜眞美術館(沖縄戦図複製,ケーテコルヴィッツ図録)など。

​島嶼工藝展 9/25~10/25 

@花蓮文化創意園區(24棟-3) 

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​島嶼交流ネットワーク

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国頭村与那

島嶼音樂季2015沖縄開催の際に、台湾一行は、国頭村与那部落に滞在、現地と交流を行いました。

生活の中で培った様々な知恵を活かして、地域の方々が次世代に受け継ぎながら、自然環境を守る取り組みを行なっています。今回の展示作品は、伝統的な玩具、生活用具、島嶼音樂季で交流を行った、与那部落の方々から今回の展示にのために手工芸品お寄せいただきました。

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読谷村では、【平和・環境】【文化・健康】【自立・共生】の理念を結び、村民自らが【創造】し、互いに【協働】し、そして、多くの潤いと喜びを享受し、【感動】できるむらづくりに取り組んでいます。

大交易時代、進貢貿易船は長浜港を外来文化の入り口として栄え、外来文化を進んで取り入れ琉球の進運に大きな影響を与えています。それらは今日、読谷山花織・焼物などの伝統工芸品や、村内各地に残る民俗芸能として伝承され、読谷の大地に深く根ざしております。今回紹介する作家は、文化村読谷村で活動する作家をご紹介します。

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宜野座村文化センター

座喜味優(写真家)

​仲間勇太(写真家)

沖縄の北部にあるちいさな村のステキなホール。世界的なアーティストから地域の芸能まで幅広いアーティストを招聘し。、

地域の文化活動の拠点として愛されています。東海岸文化交流ネットワークを形成したいと考えるプロヂューサー『小越さん』を中心に、島嶼音楽季実施の際、台湾団体を暖かく迎え入れていただきました。

この繋がりから、『Amis旮亙樂團』や『小芳家族』などが招聘されています。

今回の展示には、地域の伝統の保存・継承の取り組みを、展示写真にてご紹介します。

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佐喜眞美術館

音楽家『佐喜眞 淳』さんは、2014年の島嶼音樂季に参加しました。彼は、父とともに佐喜眞美術館を運営しています。

このご縁から、島嶼音楽季沖縄開催の際、台湾の皆様が訪問したのは2017年6月22日でした。佐喜眞道夫 館長と、佐喜眞 淳さんのご案内を通じ、沖縄の過去をしっかりと見つめ、過ちを繰り返さない互いの意思を確認しました。今回の花蓮文化創意園區での展示は、美術館の紹介と、沖縄戦の図(複写)、佐喜眞美術館の国際交流企画に関する書籍や写真をご紹介しています。

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​虹亀商店

​亀谷明日香

大好きな沖縄の自然や風景を、沖縄の伝統的染色「紅型-Bingata-」の技法を使って描き、 作品作りをしている。高貴な染め物として、一般的には手の届かなかった紅型染めを、もっ とより多くの人に身近に感じ手に取ってもらいたいという想いから、紅型染めの布小物や灯 り、表札や店舗看板など幅広い商品を全てオリジナルのデザインで生み出し、沖縄県南城市 の「紅型雑貨 虹亀商店」で販売している。沖縄の生き物や植物をモチーフとした、色鮮やかで温かみのあるデザインは見る人の心を元気にし、男性女性、子どもから大人までたくさんの方々に愛されている。

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佐喜眞美術館

音楽家『佐喜眞 淳』さんは、2014年の島嶼音樂季に参加しました。

彼は、父とともに佐喜眞美術館を運営しています。台湾での出会いをきっかけに、2017年沖縄で開催された島嶼音樂季で、台湾の皆様が訪問したのは6月22日でしたが、佐喜眞道夫 館長と、佐喜眞 淳さんのご案内を通じ、沖縄の過去をしっかりと見つめ、過ちを繰り返さない互いの意思を確認しました。今回の展示では、美術館の紹介と、沖縄戦の図(複写)、佐喜眞美術館の国際交流企画に関する書籍や写真をご紹介しています。

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『黒潮で繋がる隣ジマ』

台湾・沖縄・日本関連略年表

沖縄県台北事務所からは、沖縄県立博物館・美術館で昨年開催された台湾展『黒潮で繋がる隣ジマ』にて製作された台湾・沖縄・日本関連略年表の情報を基に翻訳版を作成、台湾で初めて展示されます。

 

発行:公益財団法人沖縄県産業振興公社台北事務所   編集:沖縄県立博物館・美術館

監修協力:呉密察、田名真之、槍山幸夫

編集:久部良和子 翻訳:葉庭于  

主な写真の提供者:片倉佳史、又吉盛清、三島啓三

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